2011年2月19日土曜日

アトランタ・ブレーブス




○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ

左 M・プラド     .305 12本 65点 4盗 .802
右 J・ヘイワード  .295 22本 88点 13盗 .904 
三 C・ジョーンズ  .288 17本 66点 4盗 .882
二 D・アッグラ   .263 31本 94点 3盗 .835
捕 B・マッキャン  .280 24本 94点 4盗 .859
一 F・フリーマン  .282 16本 83点 6盗 .781
遊 A・ゴンザレス  .241 13本 53点 1盗 .696 
中 N・マクラウス  .246 15本 54点 16盗 .751

・控え野手

捕 D・ロス      .235 11本 40点 0盗 .748
内 B・コンラッド   .235 5本 17点 3盗 .748
内 B・ヒックス           予測値なし
外 E・ヒンスキー   .238 10本 38点 2盗 .748
外 J・シェーファー       予測値なし

昨季はチーム得点数がリーグ5位だった打線は今季もまずまず。アッグラが加入したことにより長打力が増しました。また、昨季チーム出塁率がリーグ1位(打率は6位)だったように、選球眼のよい選手が多く、おおきな武器となります。これに昨季ケガに苦しんだベテランのジョーンズが復活すれば、打線はかなり充実したものとなるでしょう。新人王候補のフリーマンにも期待です。ただ、センターのレギュラー候補が昨季不振に苦しんだマクラウスであるように外野陣の層の薄さは気になります。有望株のシェーファーや一塁と外野を守れるヒンスキーらがベンチに控えますが、さすがにテコ入れは必要でしょう。

○投手陣(右端の奪三振/与四球)
・先発投手
T・ハドソン      34試合 15勝10敗 226回 防3.50 W1.25 137/66
T・ハンソン      34試合 15勝10敗 219回 防3.41 W1.19 207/71
D・ロウ        32試合 11勝10敗 193回 防3.87 W1.35 123/57
J・ジャージェンス  28試合 10勝9敗 172回 防3.82 W1.35 125/62
M・マイナー     17試合 5勝4敗 76回 防4.44 W1.38 70/25


・救援投手
J・ベンダース   74試合 4勝4敗0セーブ 74回 防4.14 W1.53 61/40
P・モイラン    83試合 4勝3敗0セーブ 63回 防3.71 W1.41 51/23
E・オフラハティ  49試合 2勝2敗0セーブ 41回 防3.73 W1.39 33/17
G・シェリル    66試合 2勝2敗0セーブ 37回 防3.41 W1.35 37/18
C・キンブレル  63試合 5勝2敗25セーブ 63回 防2.57 W1.29 100/47


投手陣はフィリーズに引けを取らないレベル。先発3人衆は安定感が高く、充実の陣容です。これに昨季不振だったジャージェンスが復活し、期待のマイナーが台頭すれば盤石でしょう。救援陣も豊富。昨季活躍したベンダースやキンブレルなどの若手の台頭が目立ちます。特に昨季20.2イニングで40奪三振を奪ったキンブレルには注目。ベンダースは四球を減らせばさらに安定感が増すでしょう。モイランやシェリルなどワンポイントの投手が多くいるのも魅力です。

○総評
投打ともにかなり充実した陣容を誇り、フィリーズに十分対抗できる戦力があると思います。打線には機動力以外は穴が見られませんが、外野の層の薄さは気がかり。シーズン半ばに補強があるかもしれません。投手力には全く穴がなく、リーグ屈指の力を持っているといえます。現状では地区優勝は難しいでしょうが、ワイルドカードなら十分に狙える位置にいると思います。

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