2010年12月4日土曜日

ここまでの移籍市場のまとめ

今のところの各球団の動きのまとめです。


○フロリダ・マーリンズ
FAのジョン・バック捕手、ハビア―・バスケス投手を獲得。アグラ選手の見返りとしてブレーブスからオマ―・インファンテ内野手を獲得。

マーリンズは正捕手候補のポウリーノが薬物違反で開幕から出場停止。捕手の獲得が急務ですが、まさかの目玉選手獲得となりました。バスケス投手は今季不振でしたが、プレッシャーの少ない環境で投げるので復活してくれるのではないでしょうか。何より、イニングを稼いでくれるのでブルペンの薄いマーリンズにとっては大きな戦力となりそうです。インファンテは今季打率リーグ3位という成績。内野の複数ポジションがこなせる選手です。いずれにせよ、あのドケチ球団がまさかの大型補強。来季は本気で世界一を狙っているようにも思います。

○コロラド・ロッキーズ
トロイ・トロウィツキ内野手と7年契約延長。マリナーズからトレードでホセ・ロペス内野手を獲得。

トロウィツキは2008年に6年契約を結んでいましたが、今回の決定で2020年までの契約絵院庁が決まりました。2020年までの契約の総額は1億5775万ドルとなり、チーム史上最高額の契約となります。このとんでもない契約は球団にとっては大きな賭けでしょう。このクラスの大型契約はあまり成功例がないので、うまくいくことを願っています。ロペス選手は今季はあまりにも悪すぎた、といった印象です。打者天国コロラドですし2009年の25本塁打レベルまでとはいかないまでも復活はしてくれるでしょう。3塁守備も非常に堅実なので、今季固定できなかったサードのレギュラーは確実でしょう。


○サンフランシスコ・ジャイアンツ
パット・バール外野手、オーブリ・ハフ内野手と再契約。ミゲル・テハ―ダ内野手を1年650万ドルで獲得。

若い投手力で世界一に輝いたジャイアンツでしたが、打者陣は相変わらずベテラン頼み。テハーダは退団したレンテリア選手やウリ―べ選手の後釜といった感じですが、どう考えても選手としては黄昏時。1年契約は妥当なところでしょう。


○シカゴ・ホワイトソックス
アレクセイ・ラミレス遊撃手の2011年オプションを行使(275万ドル)。アダム・ダン内野手と合意。4年5600万ドル。

ラミレスは今季シルバースラッガー賞に輝くなど打撃での貢献が目立ちました。守備もまずまずなのでこの契約はかなりお買い得でしょう。ダンは当初はナショナルズ残留を熱望していたようですが、2年契約しか提示されなかったために結局移籍となりました。ホワイトソックスの本拠地は本塁打が出やすいので、、タイトルも期待できそうです。


○アトランタ・ブレーブス
マーリンズからダン・アグラ二塁手をトレードで獲得。エリック・ヒンスキー外野手と再契約。

アグラはメジャー史上初めて4年連続30発を記録するなど長打力が魅力の選手。打点も3年連続で100を超え、パワー不足のチームにとっては大きな補強です。ヒンスキーは第4の外野手として、故障者&不振者続出の外野陣を支えました。勝負強いうえ、プレーオフにも4年連続で出場し、2007年から2009年までは3年連続でワールドシリーズに出場するなど運の強い選手でもあります。


○その他の球団
レンジャーズ:ヨービット・トレアルバ捕手を2年625万ドルで獲得。
ドジャース:ホアン・ウリ―べ内野手を3年2100万ドルで獲得。
エンゼルス:高橋尚成投手を2年契約で獲得。
タイガース:ビクター・マルチネス捕手を4年5000万ドルで獲得。



こんな感じです。これからも、情報が入ってき次第、書いていこうと思います。

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