2010年11月24日水曜日

D-TRAIN復活を願って

レッズネタ2連発になるんですが、今日球団はFAとなっていたドントレル・ウィリス投手(写真)とマイナー契約を結びました。


2003年にフロリダ・マーリンズでデビューしたウィリスはその年14勝を記録しチームのワールドチャンピオンに貢献。速球を武器にすることからD-TRAINと呼ばれるようになりました。2005年にはリーグトップの22勝(10敗)、7完投5完封をマークするなど大活躍し名実ともに大投手の仲間入りを果たしたかに思われました。しかし、この年の無理が祟ったのかそれ以降は低迷。2007年にはリーグワーストの118自責点を記録してしまいオフにデトロイト・タイガースに放出されます。移籍初年度も低迷は続き0勝2敗、防御率9・38と散々な成績。もはやストライクすらほとんど決まらなくなってしまいました。今季はシーズン途中にアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍しましたが、6試合で1勝に防御率6・85と期待にこたえられずすぐに解雇されました。




すでに「過去の人」になった感じの強いウィリスですがまだ28歳。衰えるにはあまりにも早すぎます。しかし、今の彼はスピードや三振を意識するあまりコントロールがおろそかになっている気がします。そして何より完全に自信を失ってしまっているようにも思います。そこで、僕はいっそのこと彼に日本で投げさせてみてはどうかと思います。ノーコン投手だったコルビー・ルイス(現レンジャーズ)のように日本で活躍することで再びメジャーの舞台に戻れるのではと思うからです。ルイスによると、日本では無理な移動もなく、自分の登板予定がない場合はロードに帯同しなくてもよいうえ確実に中5日のローテが回されているなどメジャーでは考えられない環境だったそうです。そのうえ、球団が自分の家族などに手厚いサービスをしてくれるなど、自分のピッチングのみに専念できる状況だったとのこと。それに日本の打者はメジャーに比べるとレベルが低い。これなら、ウィリスも安心して、自信を持って投げられることができると思います。そして、日本でコントロールを身に付けたウィリスが再びメジャーに戻ってくる―そんなシナリオが僕の頭の中で描かれています。




彼が日本に来てくれるかどうかは分かりませんが、選択肢の中に入っていてもいいはず。兎にも角にも、再び彼のあの豪快なピッチングフォームが見たい、そう強く思います。D-TRAINが復活してくれることを心から願います。



ではでは。

1 件のコメント:

  1. 詳しすぎる・・・スポーツライターにでもなればいいのに・・・

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